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2007年6月 9日 (土)

【ドキュメント夫婦道】

 昨日、大好きなフジテレビのシリーズ「神の手ドクター」的なドキュメンタリーを見た。イメージソングはもちろん小田和正。この手合いのドキュメンタリーはTBSでもよくやるんだけど、演出は圧倒的にフジの勝利! なぜなら、ただ名医の紹介にとどまらず、ドクター&患者の生き様に迫るからだ

 脳梗塞、小児外科、ペインクリニックなど、たくさんの病に苦しむ患者を、神の手を持つ名医たちが勇気をふりしぼって手術に臨み、命を救う…そんな事例をいくつか紹介する番組なのだが、これがかなりの感動作なのであった☆

 背骨がもろくなり、そこから次々に骨折を起こす病に苦しむ70代の妻。そんな妻を献身的に支える年下のご主人。1日の半分以上を寝たきりで過ごす妻の代わりに、夫は慣れぬ家事に奮闘する。いつの間にやら料理の腕も上がり、タッパにはおいしそうな煮物まで…。食後にお茶を入れ、寝たきりの妻に「はい、お茶」と手渡す。

 夫は、妻の痛みをなんとか取り除いてあげようと、ネットであらゆる病院を探しまくる。そしてやっと、ペインクリニックの名医に出会うことができたのだ。

 妻が痛みをとるための手術に臨むとき、不安でたまらない妻の手をそっと握り「頑張って!」と励ます夫(泣)。手術は見事に成功し、妻にも笑顔が戻り(寝たきり→すぐに杖で歩けるように!信じられん)、その横で満面の笑みを浮かべる夫。2人は、静かに散歩を楽しむのだった。

 次は、脳梗塞で倒れた妻とともに食堂をきりもりしてきた夫(2人とも70代であったと思う)。妻はすでに半身に麻痺が走り、その姿を見た夫はたいそう落ち込むが、気丈にふるまい、妻の入院中も、食堂の開店にいそしむ。妻がいないことの大変さを痛烈に思い知らされる夫…

 「なおのことかわいがってやらにゃあいかんな」そうつぶやいた。

 名医の手にかかったものの、動脈瘤ができた場所も悪く、完全な半身麻痺が残ってしまった妻。

 それでも妻は「迷惑かけたな。ごめんな。帰ったら酒が飲めるように、魚さばいてやるからな」夫にそう言葉をかけると、夫は

 「何を言うてんのや…そんなこといいおって…」とボロボロ涙を流す。

 ここまで夫婦でやってきた彼らには、山あり谷あり、もちろんいろんなことがあっただろう。

 「結婚なんていいことばかりじゃないよ!」新婚当初、口癖になってたオイラ。もちろん、今だってそう思うこともあるが、うちの話はともかく、「夫婦って悪くないね」とつくづく感じさせられた。

 はてさてオイラたちがあと20年ほどたって、もはや空気のような存在になり(今もすでに!?)、お互いのことをあそこまで思いやれる日がくるのだろうか。

 そういえば、オイラが切迫早産で1週間風呂も入れず、入院、点滴の日々を送っていたとき、そして産後、貧血がひどく、3日間歩くのもやっとだったときの旦那は、今思うとものすげぇ~優しかったような気がする。

 「今日はお見舞いにいけなくてごめん。大丈夫?」とかそんなメールがしょっちゅうきていたような…(今はありえん)

 どちらかが病に倒れて初めて、大切さ、偉大さに気がつくのやもしれない。

 でもそれじゃあ遅いし、悲しすぎるよねぇ。

 「今から優しくしとかないと、ホント、あたしが死んだときに、あんた後悔するからね!」

 今じゃこれがオイラの口癖。

 うちの場合、お互い様なんだけどね。

 せっかくの感動話の締めになんですが…家族は大切に…そしてみなさん人間ドッグに行きましょう!

 夫婦の形とともに、そんな当たり前のことに気づかされたオイラなのでした。

 

 

 

 

 

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